皆様 from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第211回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年7月16日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員60名)
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 極端水害に備えるために-洪水シミュレーションの活用事例-
小林健一郎 神戸大学都市安全研究センター准教授
本研究ではさまざまな洪水シミュレーションについて紹介する。京コンピュー
タを使った計算事例から、淀川流域や都賀川流域での最悪台風によ る洪水予
測、南海トラフを想定した沿岸域のシミュレーションや、その際の避難行動につ
いて検討した事例などを示す。これらの計算手法は、地域 における洪水対策の
検討に役立てることを目的に開発している。
② 避難計画問題のための数理的技術
瀧澤重志 大阪市立大学工学研究科准教授
防災分野でのICTの高度な利活用を図るため,特に避難計画問題に対する数理
的な基盤技術の開発や計算を行っている.それらの中から,梅田 地下街の垂直
避難シミュレーション,最速フローモデルによる津波浸水域からの最速避難,避
難場所の地域割りあてパタンの全列挙手法等について 紹介する.
<参考>
https://joras.csis.u-tokyo.ac.jp/annual_report/downloadFile/ id/47
関連する催しのご案内
7月23日シリーズセミナー
第3回「伝統木造建築技術を基盤とする防災文化の再構築」
講師 渡辺一正 (NPO市民文化財ネットワーク鳥取 理事長)
●日時:2016年7月23日(土) 午後 1 時~5 時頃(開場 午後 0 時 30 分)
●会場:西陣 蘖 ヒコバエ ノ家(京都市上京区上立売通浄福寺西入姥ケ東西町
632 番地)
●参 加 費:1000 円(資料付、会員 800 円、学生無料)
申込方法など添付のPDFファイルをご覧ください。
2016年7月15日金曜日
神戸大学RCUSSオープンゼミナール等のお知らせ(7月16日(土))
2016年7月9日土曜日
平成28年(2016年)熊本地震<益城町地表面被害状況地図>を公開しました。
2016年6月10日金曜日
神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(6月18日(土)、及び、7月以降)
皆様 from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第210回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年6月18日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 2015年ネパール地震後の住宅再建支援と安全性向上の取組
荒木裕子 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター主任研究員
仙台国連防災世界会議後初の大規模地震災害となったネパール・ゴルカ地震 後、ネパール政府はBuild Back Better「よりよい復興」を掲げ住宅の耐震化を 進めようとしています。行政による住宅再建、並びに安全性向上の取組とNPOの 役割、実際の住民の住宅 再建に向けた状況を報告します。
② 2016年熊本地震の地震動・地盤震動と住宅被害
長尾 毅 神戸大学都市安全研究センター教授
2016年熊本地震は,益城町で震度7を2回観測するなど,各地を厳しい揺れが 襲った.本講演では,熊本地震による地震動は兵庫県南部地震 などと比較する とどのような特徴があったのかを整理し,地盤条件による地震動の増幅特性の違 いが住宅被害の程度の差にどのような影響を及ぼし たのかを考察する.さら に,今後の大地震による住宅被害を防ぐために,どのようなことを考慮していく 必要があるのかについて述べる.
③ 2016年熊本地震にともなって発生した火災に関する調査報告
北後明彦 神戸大学都市安全研究センター教授
熊本地震後に発生した火災は、合計で16件報告されている。そのうち、2016年 4月14日の前震後に5件、4月16日の本震後11件の火 災が、推定震度5弱以上(気 象庁発表)の地域を中心に発生した。本報告では、現地調査でのヒアリング結果 を中心に、各事例で火災となった経過 や対応状況について見ていき、今後の教 訓について考えます。
7月以降のオープンゼミナールのご案内
<第211回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年7月16日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 極端水害に備えるために-洪水シミュレーションの活用事例-
小林健一郎 神戸大学都市安全研究センター准教授
本研究ではさまざまな洪水シミュレーションについて紹介する。京コンピュー タを使った計算事例から、淀川流域や都賀川流域での最悪台風によ る洪水予 測、南海トラフを想定した沿岸域のシミュレーションや、その際の避難行動につ いて検討した事例などを示す。これらの計算手法は、地域 における洪水対策の 検討に役立てることを目的に開発している。
② 避難計画問題のための数理的技術
瀧澤重志 大阪市立大学工学研究科准教授
防災分野でのICTの高度な利活用を図るため,特に避難計画問題に対する数理 的な基盤技術の開発や計算を行っている.それらの中から,梅田 地下街の垂直 避難シミュレーション,最速フローモデルによる津波浸水域からの最速避難,避 難場所の地域割りあてパタンの全列挙手法等について 紹介する.
<参考>
https://joras.csis.u-tokyo.ac.jp/annual_report/downloadFile/id/47
<第212回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年8月20日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 未定
② 河川監視カメラやドローンを利用した洪水流計測の新展開
藤田一郎 神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻教授
昨年度の鬼怒川破堤氾濫に例を見るまでもなく,我が国の河川災害は毎年のよ うに発生している.このような河川災害に対する計画を策定するた めには,正 確な河川流量の取得が降雨量の把握とともに重要であるが,降雨分布の計測が 様々なレーダー技術の発展に伴って高精度化してきたのに 対し,流量の計測は 未だに浮子観測というアナログ的手法で行われているのが現状である.これに対 し,河川沿いに多数設置してある河川カメラや ドローンで撮影された河川映像 を用い,画像解析によって河川表面流速分布を求めた上で間接的に流量推定を行 う手法を長年,研究してきた内容に ついて紹介する.
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL:078-803-6440(担当 熊崎、北後)
TEL: 078-803-6437(センター事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年9月17日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年10月15日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年11月19日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年12月17日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2017年1月21日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2017年2月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2017年3月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第210回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年6月18日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 2015年ネパール地震後の住宅再建支援と安全性向上の取組
荒木裕子 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター主任研究員
仙台国連防災世界会議後初の大規模地震災害となったネパール・ゴルカ地震 後、ネパール政府はBuild Back Better「よりよい復興」を掲げ住宅の耐震化を 進めようとしています。行政による住宅再建、並びに安全性向上の取組とNPOの 役割、実際の住民の住宅 再建に向けた状況を報告します。
② 2016年熊本地震の地震動・地盤震動と住宅被害
長尾 毅 神戸大学都市安全研究センター教授
2016年熊本地震は,益城町で震度7を2回観測するなど,各地を厳しい揺れが 襲った.本講演では,熊本地震による地震動は兵庫県南部地震 などと比較する とどのような特徴があったのかを整理し,地盤条件による地震動の増幅特性の違 いが住宅被害の程度の差にどのような影響を及ぼし たのかを考察する.さら に,今後の大地震による住宅被害を防ぐために,どのようなことを考慮していく 必要があるのかについて述べる.
③ 2016年熊本地震にともなって発生した火災に関する調査報告
北後明彦 神戸大学都市安全研究センター教授
熊本地震後に発生した火災は、合計で16件報告されている。そのうち、2016年 4月14日の前震後に5件、4月16日の本震後11件の火 災が、推定震度5弱以上(気 象庁発表)の地域を中心に発生した。本報告では、現地調査でのヒアリング結果 を中心に、各事例で火災となった経過 や対応状況について見ていき、今後の教 訓について考えます。
7月以降のオープンゼミナールのご案内
<第211回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年7月16日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 極端水害に備えるために-洪水シミュレーションの活用事例-
小林健一郎 神戸大学都市安全研究センター准教授
本研究ではさまざまな洪水シミュレーションについて紹介する。京コンピュー タを使った計算事例から、淀川流域や都賀川流域での最悪台風によ る洪水予 測、南海トラフを想定した沿岸域のシミュレーションや、その際の避難行動につ いて検討した事例などを示す。これらの計算手法は、地域 における洪水対策の 検討に役立てることを目的に開発している。
② 避難計画問題のための数理的技術
瀧澤重志 大阪市立大学工学研究科准教授
防災分野でのICTの高度な利活用を図るため,特に避難計画問題に対する数理 的な基盤技術の開発や計算を行っている.それらの中から,梅田 地下街の垂直 避難シミュレーション,最速フローモデルによる津波浸水域からの最速避難,避 難場所の地域割りあてパタンの全列挙手法等について 紹介する.
<参考>
https://joras.csis.u-tokyo.ac.jp/annual_report/downloadFile/id/47
<第212回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年8月20日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 未定
② 河川監視カメラやドローンを利用した洪水流計測の新展開
藤田一郎 神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻教授
昨年度の鬼怒川破堤氾濫に例を見るまでもなく,我が国の河川災害は毎年のよ うに発生している.このような河川災害に対する計画を策定するた めには,正 確な河川流量の取得が降雨量の把握とともに重要であるが,降雨分布の計測が 様々なレーダー技術の発展に伴って高精度化してきたのに 対し,流量の計測は 未だに浮子観測というアナログ的手法で行われているのが現状である.これに対 し,河川沿いに多数設置してある河川カメラや ドローンで撮影された河川映像 を用い,画像解析によって河川表面流速分布を求めた上で間接的に流量推定を行 う手法を長年,研究してきた内容に ついて紹介する.
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL:078-803-6440(担当 熊崎、北後)
TEL: 078-803-6437(センター事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年9月17日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年10月15日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年11月19日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年12月17日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2017年1月21日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2017年2月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2017年3月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
2016年5月13日金曜日
神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(5月14日(土)、及び、関連講演会)
皆様 from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第209回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年5月14日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 吉岡祥一
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 海溝型巨大地震の予測の考え方と取り組みの現状
堀 高峰 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
地震津波予測研究グループ グループリーダー
沈み込みプレート境界で発生する海溝型巨大地震の繰り返し発生は、岩石の摩 擦法則にしたがうプレート境界面でのすべりの時空間変化としてモデル 化でき、す
べりの時空間変化は地表の地殻変動データからある程度推定することができる。 本講演では、モデル化の考え方やその根拠となる観測事実とともに、こ のモデ ルと観測データにもとづいて、プレート境界面でのすべりの推移変化を予測した り、今後起こりうる地震発生のシナリオを検討するための枠組み とその適用例 を紹介する。
② 内陸地震の発生過程の解明
飯尾 能久 京都大学防災研究所 教授
内陸地震は身近な現象にもかかわらず、数年前まではその基本的な発生の仕組 みはほとんど分かっていませんでした。沈み込むプレートに押されて、 日本列 島の内陸に歪みがたまり内陸地震が発生すると思われていました。しかし、この 考えでは、(1) プレート境界の大地震の発生間隔を超えて、内陸大地震の断層の 歪みが増加できるのか? (2)プレート境界に近いほど歪みは大きいはずなの に、プレート境 界から遠く離れた地域で内陸大地震が多いのはなぜか? とい うことは説明不可能でした。加えて、(3) 内陸大地震の再来間隔は、どうして 数百年 から数万年以上と大きくばらつくのか? (4) 断層の端はどうなってい るか? 何が内陸大地震の大きさを決めるのか? ということもよく分かっ て いませんでした。
最近、飯尾教授は、内陸大地震の断層の下側の下部地殻にあると推定される、 断層の深部延長の働きに着目した内陸地震の発生過程の新説「脆性-塑 性相互作 用モデル」を提唱されました。これにより、これまで説明が難しかった色々な観 測事実を説明可能となりました。本講演では、この考え方をわ かりやすく解説 していただきます。
熊本地震関連の講演会のご案内
熊本震災復興支援講演会
日時:5月28日(土)午後1時30分~3時30分
場所:神戸大学六甲ホール(阪急六甲から北側徒歩約15分)
(13時から受付、先着200名となっています。)
主催:神戸大学大学院理学研究科、海洋底探査センター、都市安全研究センター
(1)地震大国火山大国ニッポンに暮らす覚悟
巽 好幸(神戸大学教授, 海洋底探査センター長)
また列島が揺れた。4月14日夜の前震と16日未明の本震(M7.3)は震度7、 それ以降も震度3以上の余震は300回を超えた。さらに震源 域には「札付き」の 活火山阿蘇山が位置し、16日に噴火が起きた。なぜこれほどまでに日本列島 は 私たちに試練を与えるのだろうか? こんな地勢に暮らす私たちは、どのように 列島と付き合って行けばよいのだろうか?
(2)熊本地震による地盤震動と住宅被害
長尾 毅(神戸大学教授,都市安全研究センター)
熊本地震では益城町を中心に住宅被害が多発した。本講演では、住宅被害の 程度と地盤条件の関係について述べる。
閉会挨拶:齋藤政彦理学研究科長
6月以降のオープンゼミナールのご案内
日程は、下記の通りですが、内容については、現在、準備中です。6月中旬頃ま でにお知らせいたします。
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年9月17日(土)14時~17時(場所未定)
●2016年10月15日(土)14時~17時(場所未定)
●2016年11月19日(土)14時~17時(場所未定)
●2016年12月17日(土)14時~17時(場所未定)
●2017年1月21日(土)14時~17時(場所未定)
●2017年2月18日(土)14時~17時(場所未定)
●2017年3月18日(土)14時~17時(場所未定)
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第209回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年5月14日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 吉岡祥一
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 海溝型巨大地震の予測の考え方と取り組みの現状
堀 高峰 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
地震津波予測研究グループ グループリーダー
沈み込みプレート境界で発生する海溝型巨大地震の繰り返し発生は、岩石の摩 擦法則にしたがうプレート境界面でのすべりの時空間変化としてモデル 化でき、す
べりの時空間変化は地表の地殻変動データからある程度推定することができる。 本講演では、モデル化の考え方やその根拠となる観測事実とともに、こ のモデ ルと観測データにもとづいて、プレート境界面でのすべりの推移変化を予測した り、今後起こりうる地震発生のシナリオを検討するための枠組み とその適用例 を紹介する。
② 内陸地震の発生過程の解明
飯尾 能久 京都大学防災研究所 教授
内陸地震は身近な現象にもかかわらず、数年前まではその基本的な発生の仕組 みはほとんど分かっていませんでした。沈み込むプレートに押されて、 日本列 島の内陸に歪みがたまり内陸地震が発生すると思われていました。しかし、この 考えでは、(1) プレート境界の大地震の発生間隔を超えて、内陸大地震の断層の 歪みが増加できるのか? (2)プレート境界に近いほど歪みは大きいはずなの に、プレート境 界から遠く離れた地域で内陸大地震が多いのはなぜか? とい うことは説明不可能でした。加えて、(3) 内陸大地震の再来間隔は、どうして 数百年 から数万年以上と大きくばらつくのか? (4) 断層の端はどうなってい るか? 何が内陸大地震の大きさを決めるのか? ということもよく分かっ て いませんでした。
最近、飯尾教授は、内陸大地震の断層の下側の下部地殻にあると推定される、 断層の深部延長の働きに着目した内陸地震の発生過程の新説「脆性-塑 性相互作 用モデル」を提唱されました。これにより、これまで説明が難しかった色々な観 測事実を説明可能となりました。本講演では、この考え方をわ かりやすく解説 していただきます。
熊本地震関連の講演会のご案内
熊本震災復興支援講演会
日時:5月28日(土)午後1時30分~3時30分
場所:神戸大学六甲ホール(阪急六甲から北側徒歩約15分)
(13時から受付、先着200名となっています。)
主催:神戸大学大学院理学研究科、海洋底探査センター、都市安全研究センター
(1)地震大国火山大国ニッポンに暮らす覚悟
巽 好幸(神戸大学教授, 海洋底探査センター長)
また列島が揺れた。4月14日夜の前震と16日未明の本震(M7.3)は震度7、 それ以降も震度3以上の余震は300回を超えた。さらに震源 域には「札付き」の 活火山阿蘇山が位置し、16日に噴火が起きた。なぜこれほどまでに日本列島 は 私たちに試練を与えるのだろうか? こんな地勢に暮らす私たちは、どのように 列島と付き合って行けばよいのだろうか?
(2)熊本地震による地盤震動と住宅被害
長尾 毅(神戸大学教授,都市安全研究センター)
熊本地震では益城町を中心に住宅被害が多発した。本講演では、住宅被害の 程度と地盤条件の関係について述べる。
閉会挨拶:齋藤政彦理学研究科長
6月以降のオープンゼミナールのご案内
日程は、下記の通りですが、内容については、現在、準備中です。6月中旬頃ま でにお知らせいたします。
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年9月17日(土)14時~17時(場所未定)
●2016年10月15日(土)14時~17時(場所未定)
●2016年11月19日(土)14時~17時(場所未定)
●2016年12月17日(土)14時~17時(場所未定)
●2017年1月21日(土)14時~17時(場所未定)
●2017年2月18日(土)14時~17時(場所未定)
●2017年3月18日(土)14時~17時(場所未定)
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
2016年4月14日木曜日
神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(4月16日(土)、及び、5月以降)
皆様 from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第208回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年4月16日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 社会調査によって復興を「見える化」する
~兵庫県生活復興調査を端緒とする復興過程の解明
木村玲欧 兵庫県立大学環境人間学部/大学院環境人間学研究科准教授
阪神・淡路大震災は、巨大災害発生から時間経過に伴って変化する復興過程が初 めて科学的に調査された災害だと言えます。無作為抽出調査を継続的に行うこと で明らかになった復興過程と、新潟県中越地震・中越沖地震などで検証した復興 過程の一般化の試みについて紹介します。
② 住まいと生活再建--人生の立て直しに向けて
平山洋介 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授
住まいの再生は、生活再建の一環であるだけではなく、その基盤としての位置を 占めています。私たちの研究グループは、釜石市の被災者を対象とし、その住宅 事情に関するアンケート調査を5回にわたって実施してきました。その結果をも とに、住宅復興の論点を示します。
4月以降のオープンゼミナールのご案内
<第209回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年5月14日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 海溝型巨大地震の予測の考え方と取り組みの現状
堀 高峰 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
地震津波予測研究グループ グループリーダー
沈み込みプレート境界で発生する海溝型巨大地震の繰り返し発生は、岩石の摩 擦法則にしたがうプレート境界面でのすべりの時空間変化としてモ デル化で き、すべりの時空間変化は地表の地殻変動データからある程度推定することがで きる。本講演では、モデル化の考え方やその根拠となる観 測事実とともに、こ のモデルと観測データにもとづいて、プレート境界面でのすべりの推移変化を予 測したり、今後起こりうる地震発生のシナリオ を検討するための枠組みとその 適用例を紹介する。
② 内陸地震の発生過程の解明
飯尾 能久 京都大学防災研究所 教授
内陸地震は身近な現象にもかかわらず、数年前まではその基本的な発生の仕組 みはほとんど分かっていませんでした。沈み込むプレートに押され て、日本列 島の内陸に歪みがたまり内陸地震が発生すると思われていました。しかし、この 考えでは、(1) プレート境界の大地震の発生間隔を超えて、内陸大地震の断層の 歪みが増加できるのか? (2)プレート境界に近いほど歪みは大きいはずなの に、プレート境 界から遠く離れた地域で内陸大地震が多いのはなぜか? とい うことは説明不可能でした。加えて、(3) 内陸大地震の再来間隔は、どうして 数 百年から数万年以上と大きくばらつくのか? (4) 断層の端はどうなってい るか? 何が内陸大地震の大きさを決めるのか? ということもよ く分かって いませんでした。
最近、飯尾教授は、内陸大地震の断層の下側の下部地殻にあると推定される、 断層の深部延長の働きに着目した内陸地震の発生過程の新説「脆性 -塑性相互作 用モデル」を提唱されました。これにより、これまで説明が難しかった色々な観 測事実を説明可能となりました。本講演では、この考 え方をわかりやすく解説 していただきます。
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第208回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年4月16日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 社会調査によって復興を「見える化」する
~兵庫県生活復興調査を端緒とする復興過程の解明
木村玲欧 兵庫県立大学環境人間学部/大学院環境人間学研究科准教授
阪神・淡路大震災は、巨大災害発生から時間経過に伴って変化する復興過程が初 めて科学的に調査された災害だと言えます。無作為抽出調査を継続的に行うこと で明らかになった復興過程と、新潟県中越地震・中越沖地震などで検証した復興 過程の一般化の試みについて紹介します。
② 住まいと生活再建--人生の立て直しに向けて
平山洋介 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授
住まいの再生は、生活再建の一環であるだけではなく、その基盤としての位置を 占めています。私たちの研究グループは、釜石市の被災者を対象とし、その住宅 事情に関するアンケート調査を5回にわたって実施してきました。その結果をも とに、住宅復興の論点を示します。
4月以降のオープンゼミナールのご案内
<第209回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年5月14日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 海溝型巨大地震の予測の考え方と取り組みの現状
堀 高峰 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
地震津波予測研究グループ グループリーダー
沈み込みプレート境界で発生する海溝型巨大地震の繰り返し発生は、岩石の摩 擦法則にしたがうプレート境界面でのすべりの時空間変化としてモ デル化で き、すべりの時空間変化は地表の地殻変動データからある程度推定することがで きる。本講演では、モデル化の考え方やその根拠となる観 測事実とともに、こ のモデルと観測データにもとづいて、プレート境界面でのすべりの推移変化を予 測したり、今後起こりうる地震発生のシナリオ を検討するための枠組みとその 適用例を紹介する。
② 内陸地震の発生過程の解明
飯尾 能久 京都大学防災研究所 教授
内陸地震は身近な現象にもかかわらず、数年前まではその基本的な発生の仕組 みはほとんど分かっていませんでした。沈み込むプレートに押され て、日本列 島の内陸に歪みがたまり内陸地震が発生すると思われていました。しかし、この 考えでは、(1) プレート境界の大地震の発生間隔を超えて、内陸大地震の断層の 歪みが増加できるのか? (2)プレート境界に近いほど歪みは大きいはずなの に、プレート境 界から遠く離れた地域で内陸大地震が多いのはなぜか? とい うことは説明不可能でした。加えて、(3) 内陸大地震の再来間隔は、どうして 数 百年から数万年以上と大きくばらつくのか? (4) 断層の端はどうなってい るか? 何が内陸大地震の大きさを決めるのか? ということもよ く分かって いませんでした。
最近、飯尾教授は、内陸大地震の断層の下側の下部地殻にあると推定される、 断層の深部延長の働きに着目した内陸地震の発生過程の新説「脆性 -塑性相互作 用モデル」を提唱されました。これにより、これまで説明が難しかった色々な観 測事実を説明可能となりました。本講演では、この考 え方をわかりやすく解説 していただきます。
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
2016年3月20日日曜日
神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(3月26日(土)、及び、4月以降)
皆様 from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第207回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年3月26日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学名誉教授 室崎益輝
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① お産と子育てにつよい復興まちづくり ~とどけ!妊婦・子育てママの想い~
荒木裕美 NPO法人ベビースマイル石巻代表理事
震災時、妊婦・子育て家庭は地域ネットワークからの孤立を体感。「命の大切 さ」を伝え、安心して子どもを産み増やし、守り育てるネットワークづくりを当 事 者目線でリードする実践例の提示。
② 災害時における妊産婦支援ネットワーク構築の取組み
田間泰子 大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授
復興および防災・減災における妊産婦の位置づけについて、その原理的な困難性 を指摘したうえで、支援ネットワーク構築の具体的取組みについて、事例を紹介 する。
③ 防災体制にみる妊産婦支援の再検討
山地久美子 大阪府立大学客員研究員
阪神・淡路大震災、東日本大震災の経験を経て、災害対策基本法、防災基本計 画、避難行動要支援者、男女共同参画基本計画等防災制度面において妊産婦支援 は どのように変わり、また課題かあるか検討します。
4月以降のオープンゼミナールのご案内
<第208回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年4月16日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 社会調査によって復興を「見える化」する
~兵庫県生活復興調査を端緒とする復興過程の解明
木村玲欧 兵庫県立大学環境人間学部/大学院環境人間学研究科准教授
阪神・淡路大震災は、巨大災害発生から時間経過に伴って変化する復興過程が初 めて科学的に調査された災害だと言えます。無作為抽出調査を継続的に行うこと で明らかになった復興過程と、新潟県中越地震・中越沖地震などで検証した復興 過程の一般化の試みについて紹介します。
② 住まいと生活再建--人生の立て直しに向けて
平山洋介 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授
住まいの再生は、生活再建の一環であるだけではなく、その基盤としての位置を 占めています。私たちの研究グループは、釜石市の被災者を対象とし、その住宅 事情に関するアンケート調査を5回にわたって実施してきました。その結果をも とに、住宅復興の論点を示します。
<第209回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年5月14日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 海溝型巨大地震の予測の考え方と取り組みの現状(仮題)
堀 高峰 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
地震津波予測研究グループ グループリーダー
② 内陸地震の発生過程の解明
飯尾 能久 京都大学防災研究所 教授
内陸地震は身近な現象にもかかわらず、数年前まではその基本的な発生の仕組 みはほとんど分かっていませんでした。沈み込むプレートに押されて、 日本列 島の内陸に歪みがたまり内陸地震が発生すると思われていました。しかし、この 考えでは、(1) プレート境界の大地震の発生間隔を超えて、内陸大地震の断層の 歪みが増加できるのか? (2)プレート境界に近いほど歪みは大きいはずなの に、プレート境 界から遠く離れた地域で内陸大地震が多いのはなぜか? とい うことは説明不可能でした。加えて、(3) 内陸大地震の再来間隔は、どうして 数百年 から数万年以上と大きくばらつくのか? (4) 断層の端はどうなってい るか? 何が内陸大地震の大きさを決めるのか? ということもよく分かっ て いませんでした。
最近、飯尾教授は、内陸大地震の断層の下側の下部地殻にあると推定される、 断層の深部延長の働きに着目した内陸地震の発生過程の新説「脆性-塑 性相互作 用モデル」を提唱されました。これにより、これまで説明が難しかった色々な観 測事実を説明可能となりました。本講演では、この考え方をわ かりやすく解説 していただきます。
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第207回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年3月26日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学名誉教授 室崎益輝
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① お産と子育てにつよい復興まちづくり ~とどけ!妊婦・子育てママの想い~
荒木裕美 NPO法人ベビースマイル石巻代表理事
震災時、妊婦・子育て家庭は地域ネットワークからの孤立を体感。「命の大切 さ」を伝え、安心して子どもを産み増やし、守り育てるネットワークづくりを当 事 者目線でリードする実践例の提示。
② 災害時における妊産婦支援ネットワーク構築の取組み
田間泰子 大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授
復興および防災・減災における妊産婦の位置づけについて、その原理的な困難性 を指摘したうえで、支援ネットワーク構築の具体的取組みについて、事例を紹介 する。
③ 防災体制にみる妊産婦支援の再検討
山地久美子 大阪府立大学客員研究員
阪神・淡路大震災、東日本大震災の経験を経て、災害対策基本法、防災基本計 画、避難行動要支援者、男女共同参画基本計画等防災制度面において妊産婦支援 は どのように変わり、また課題かあるか検討します。
4月以降のオープンゼミナールのご案内
<第208回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年4月16日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 社会調査によって復興を「見える化」する
~兵庫県生活復興調査を端緒とする復興過程の解明
木村玲欧 兵庫県立大学環境人間学部/大学院環境人間学研究科准教授
阪神・淡路大震災は、巨大災害発生から時間経過に伴って変化する復興過程が初 めて科学的に調査された災害だと言えます。無作為抽出調査を継続的に行うこと で明らかになった復興過程と、新潟県中越地震・中越沖地震などで検証した復興 過程の一般化の試みについて紹介します。
② 住まいと生活再建--人生の立て直しに向けて
平山洋介 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授
住まいの再生は、生活再建の一環であるだけではなく、その基盤としての位置を 占めています。私たちの研究グループは、釜石市の被災者を対象とし、その住宅 事情に関するアンケート調査を5回にわたって実施してきました。その結果をも とに、住宅復興の論点を示します。
<第209回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年5月14日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 海溝型巨大地震の予測の考え方と取り組みの現状(仮題)
堀 高峰 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
地震津波予測研究グループ グループリーダー
② 内陸地震の発生過程の解明
飯尾 能久 京都大学防災研究所 教授
内陸地震は身近な現象にもかかわらず、数年前まではその基本的な発生の仕組 みはほとんど分かっていませんでした。沈み込むプレートに押されて、 日本列 島の内陸に歪みがたまり内陸地震が発生すると思われていました。しかし、この 考えでは、(1) プレート境界の大地震の発生間隔を超えて、内陸大地震の断層の 歪みが増加できるのか? (2)プレート境界に近いほど歪みは大きいはずなの に、プレート境 界から遠く離れた地域で内陸大地震が多いのはなぜか? とい うことは説明不可能でした。加えて、(3) 内陸大地震の再来間隔は、どうして 数百年 から数万年以上と大きくばらつくのか? (4) 断層の端はどうなってい るか? 何が内陸大地震の大きさを決めるのか? ということもよく分かっ て いませんでした。
最近、飯尾教授は、内陸大地震の断層の下側の下部地殻にあると推定される、 断層の深部延長の働きに着目した内陸地震の発生過程の新説「脆性-塑 性相互作 用モデル」を提唱されました。これにより、これまで説明が難しかった色々な観 測事実を説明可能となりました。本講演では、この考え方をわ かりやすく解説 していただきます。
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
2016年2月25日木曜日
神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(2月27日(土)、及び、3月以降)
皆様 from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第206回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年2月27日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① ライフラインとしてのランドスケープ-グリーンインフラの展開
福岡孝則 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻准教授
気候変動の影響によって引き起こされる大規模な自然災害に対して、建築・ラ ン ドスケープ・都市デザイン分野からどのような取り組みが可能なのか?米国 ニューヨーク・ハリケーン・サンディ後の復興デザインやデンマーク・コペン ハーゲ ンの大規模水害後の都市戦略など海外の動向も含めながらグリーンイン フラの展開とその可能性についてお話しします。
② 防災・減災に寄与する生態系インフラストラクチャーのすすめ
鷲谷いづみ 中央大学 理工学部人間総合理工学科保全生態学研究室教授
欧米ではグリーンインフラストラクチャーとして普及しつつある「生態系イン フラストラクチャー」の意義と、日本ではさとやまの伝統的な土地利用 に学ぶ ことでそれを実現できることなどを解説する。
関連する催しのご案内
震災復興学シンポジウム-災害対応力を備えた社会のあり方検証-
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/event/2016_03_08_01.html
日時:2016年3月8日(火)14時~17時
場所:神戸市勤労会館403・404講習室(JR三ノ宮駅南東側徒歩5分)
(定員120人・先着順受付)
阪神・淡路大震災から20余年、神戸の経験を東日本大震災の教訓と重ね合わ せ、差異を読み解こうとする様々な試みが開始しています。神戸大学に おいて も、有志の学際的連携組織である「震災復興支援プラットフォーム」を拠点に、 震災復興という一つの現象に多方面から接近し、習合する試みを続けて来まし た。このほど成果として、学生・一般向けの図書『震災復興学-阪神・淡路20年 の歩みと東日本の教訓』を世に問いました。
この出版を受けて、本シンポジウムの第一部では、同書の執筆者がつどい、学 際的見地から復興支援・学術調査の知見を報告します。第二部では、同 書の問 いかけに呼応するかたちで、被災地域の内側にあってつねに被災者の目線から震 災復興の諸側面を追う神戸・東北の地元新聞記者を招聘し、2つ の震災が残し た復興の課題、災害対応力を備えた社会構築のあり方を探る機会とします。市民 の皆さまのご参加を歓迎します。
主催:神戸大学震災復興支援プラットフォーム
神戸大学都市安全研究センター
神戸大学社会科学系教育研究府
防災リスクマネジメント・ユニット
共催:神戸大学地域連携推進室(COC+事業)
神戸大学男女共同参画推進室
後援:神戸大学震災復興支援・災害科学研究推進室
プログラム
開会あいさつ 神戸大学都市安全研究センター長 北後明彦
第1部 学際的研究からの復興支援・学術調査
阪神・淡路大震災とその後の災害医療
神戸大学医学部付属病院
都市安全研究センター教授 西山隆
大災害から地域歴史文化を守り伝えるために
神戸大学大学院人文学研究科教授
地域連携推進室長 奥村弘
災害復興基本法への提言―2つの大震災の教訓から
神戸大学大学院国際協力研究科教授
防災リスクマネジメント・ユニット長 金子由芳
第2部 地方新聞の報道から見た災害対応力を備えた社会のあり方
犠牲者の遺言・二度と津波で人が死なないように
岩手日報社北上支局長 礒崎真澄
「犠牲繰り返さぬ誓い」をともに
河北新報社論説委員会副委員長 武田真一
伝え続ける 被災地から
神戸新聞社報道部次長 長沼隆之
討 論
司会 神戸大学大学院人文学研究科教授 奥村弘
閉会あいさつ
立命館大学政策科学部教授 塩崎賢明
--------------------------------------------------------------
『震災復興学-阪神・淡路20年の歩みと東日本の教訓』
http://www.minervashobo.co.jp/book/b209188.html
3月以降のオープンゼミナールのご案内
<第207回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年3月26日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学名誉教授 室崎益輝
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
①お産と子育てにつよい復興まちづくり ~とどけ!妊婦・子育てママの想い~
荒木裕美 NPO法人ベビースマイル石巻代表理事
震災時、妊婦・子育て家庭は地域ネットワークからの孤立を体感。「命の大切 さ」を伝え、安心して子どもを産み増やし、守り育てるネットワークづくりを当 事 者目線でリードする実践例の提示。
② 災害時における妊産婦支援ネットワーク構築の取組み
田間泰子 大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授
復興および防災・減災における妊産婦の位置づけについて、その原理的な困難性 を指摘したうえで、支援ネットワーク構築の具体的取組みについて、事例を紹介 する。
③ 防災体制にみる妊産婦支援の再検討
山地久美子 大阪府立大学客員研究員
阪神・淡路大震災、東日本大震災の経験を経て、災害対策基本法、防災基本計 画、避難行動要支援者、男女共同参画基本計画等防災制度面において妊産婦支援 は どのように変わり、また課題かあるか検討します。
<第208回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年4月16日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 社会調査によって復興を「見える化」する
~兵庫県生活復興調査を端緒とする復興過程の解明
木村玲欧 兵庫県立大学環境人間学部/大学院環境人間学研究科准教授
阪神・淡路大震災は、巨大災害発生から時間経過に伴って変化する復興過程が初 めて科学的に調査された災害だと言えます。無作為抽出調査を継続的に行うこと で明らかになった復興過程と、新潟県中越地震・中越沖地震などで検証した復興 過程の一般化の試みについて紹介します。
② 住まいと生活再建--人生の立て直しに向けて
平山洋介 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授
住まいの再生は、生活再建の一環であるだけではなく、その基盤としての位置を 占めています。私たちの研究グループは、釜石市の被災者を対象とし、その住宅 事情に関するアンケート調査を5回にわたって実施してきました。その結果をも とに、住宅復興の論点を示します。
<第209回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年5月14日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 海溝型巨大地震の予測の考え方と取り組みの現状(仮題)
堀 高峰 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
地震津波予測研究グループ グループリーダー
② 直下型地震について/内陸地震はなぜ起こるのか?(仮題)
飯尾 能久 京都大学防災研究所 教授
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第206回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年2月27日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① ライフラインとしてのランドスケープ-グリーンインフラの展開
福岡孝則 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻准教授
気候変動の影響によって引き起こされる大規模な自然災害に対して、建築・ラ ン ドスケープ・都市デザイン分野からどのような取り組みが可能なのか?米国 ニューヨーク・ハリケーン・サンディ後の復興デザインやデンマーク・コペン ハーゲ ンの大規模水害後の都市戦略など海外の動向も含めながらグリーンイン フラの展開とその可能性についてお話しします。
② 防災・減災に寄与する生態系インフラストラクチャーのすすめ
鷲谷いづみ 中央大学 理工学部人間総合理工学科保全生態学研究室教授
欧米ではグリーンインフラストラクチャーとして普及しつつある「生態系イン フラストラクチャー」の意義と、日本ではさとやまの伝統的な土地利用 に学ぶ ことでそれを実現できることなどを解説する。
関連する催しのご案内
チラシ(PDF形式) |
報告書(PDF形式) |
震災復興学シンポジウム-災害対応力を備えた社会のあり方検証-
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/event/2016_03_08_01.html
日時:2016年3月8日(火)14時~17時
場所:神戸市勤労会館403・404講習室(JR三ノ宮駅南東側徒歩5分)
(定員120人・先着順受付)
阪神・淡路大震災から20余年、神戸の経験を東日本大震災の教訓と重ね合わ せ、差異を読み解こうとする様々な試みが開始しています。神戸大学に おいて も、有志の学際的連携組織である「震災復興支援プラットフォーム」を拠点に、 震災復興という一つの現象に多方面から接近し、習合する試みを続けて来まし た。このほど成果として、学生・一般向けの図書『震災復興学-阪神・淡路20年 の歩みと東日本の教訓』を世に問いました。
この出版を受けて、本シンポジウムの第一部では、同書の執筆者がつどい、学 際的見地から復興支援・学術調査の知見を報告します。第二部では、同 書の問 いかけに呼応するかたちで、被災地域の内側にあってつねに被災者の目線から震 災復興の諸側面を追う神戸・東北の地元新聞記者を招聘し、2つ の震災が残し た復興の課題、災害対応力を備えた社会構築のあり方を探る機会とします。市民 の皆さまのご参加を歓迎します。
主催:神戸大学震災復興支援プラットフォーム
神戸大学都市安全研究センター
神戸大学社会科学系教育研究府
防災リスクマネジメント・ユニット
共催:神戸大学地域連携推進室(COC+事業)
神戸大学男女共同参画推進室
後援:神戸大学震災復興支援・災害科学研究推進室
プログラム
開会あいさつ 神戸大学都市安全研究センター長 北後明彦
第1部 学際的研究からの復興支援・学術調査
阪神・淡路大震災とその後の災害医療
神戸大学医学部付属病院
都市安全研究センター教授 西山隆
大災害から地域歴史文化を守り伝えるために
神戸大学大学院人文学研究科教授
地域連携推進室長 奥村弘
災害復興基本法への提言―2つの大震災の教訓から
神戸大学大学院国際協力研究科教授
防災リスクマネジメント・ユニット長 金子由芳
第2部 地方新聞の報道から見た災害対応力を備えた社会のあり方
犠牲者の遺言・二度と津波で人が死なないように
岩手日報社北上支局長 礒崎真澄
「犠牲繰り返さぬ誓い」をともに
河北新報社論説委員会副委員長 武田真一
伝え続ける 被災地から
神戸新聞社報道部次長 長沼隆之
討 論
司会 神戸大学大学院人文学研究科教授 奥村弘
閉会あいさつ
立命館大学政策科学部教授 塩崎賢明
--------------------------------------------------------------
『震災復興学-阪神・淡路20年の歩みと東日本の教訓』
http://www.minervashobo.co.jp/book/b209188.html
3月以降のオープンゼミナールのご案内
<第207回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年3月26日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学名誉教授 室崎益輝
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
①お産と子育てにつよい復興まちづくり ~とどけ!妊婦・子育てママの想い~
荒木裕美 NPO法人ベビースマイル石巻代表理事
震災時、妊婦・子育て家庭は地域ネットワークからの孤立を体感。「命の大切 さ」を伝え、安心して子どもを産み増やし、守り育てるネットワークづくりを当 事 者目線でリードする実践例の提示。
② 災害時における妊産婦支援ネットワーク構築の取組み
田間泰子 大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授
復興および防災・減災における妊産婦の位置づけについて、その原理的な困難性 を指摘したうえで、支援ネットワーク構築の具体的取組みについて、事例を紹介 する。
③ 防災体制にみる妊産婦支援の再検討
山地久美子 大阪府立大学客員研究員
阪神・淡路大震災、東日本大震災の経験を経て、災害対策基本法、防災基本計 画、避難行動要支援者、男女共同参画基本計画等防災制度面において妊産婦支援 は どのように変わり、また課題かあるか検討します。
<第208回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年4月16日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 社会調査によって復興を「見える化」する
~兵庫県生活復興調査を端緒とする復興過程の解明
木村玲欧 兵庫県立大学環境人間学部/大学院環境人間学研究科准教授
阪神・淡路大震災は、巨大災害発生から時間経過に伴って変化する復興過程が初 めて科学的に調査された災害だと言えます。無作為抽出調査を継続的に行うこと で明らかになった復興過程と、新潟県中越地震・中越沖地震などで検証した復興 過程の一般化の試みについて紹介します。
② 住まいと生活再建--人生の立て直しに向けて
平山洋介 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授
住まいの再生は、生活再建の一環であるだけではなく、その基盤としての位置を 占めています。私たちの研究グループは、釜石市の被災者を対象とし、その住宅 事情に関するアンケート調査を5回にわたって実施してきました。その結果をも とに、住宅復興の論点を示します。
<第209回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年5月14日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 海溝型巨大地震の予測の考え方と取り組みの現状(仮題)
堀 高峰 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
地震津波予測研究グループ グループリーダー
② 直下型地震について/内陸地震はなぜ起こるのか?(仮題)
飯尾 能久 京都大学防災研究所 教授
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
2016年2月23日火曜日
3月8日(火) 震災復興学シンポジウムのお知らせ
皆様 from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦
震災復興学シンポジウムのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
- 災害対応力を備えた社会のあり方検証 -
チラシ(PDF形式) |
報告書(PDF形式) |
日時:2016年3月8日(火)14時~17時
場所:神戸市勤労会館403・404講習室(JR三ノ宮駅南東側徒歩5分)
主催:神戸大学震災復興支援プラットフォーム 神戸大学都市安全研究センター
神戸大学社会科学系教育研究府防災リスクマネジメント・ユニット
共催:神戸大学地域連携推進室(COC+事業) 神戸大学男女共同参画推進室
後援:神戸大学震災復興支援・災害科学研究推進室
開催趣旨
阪神・淡路大震災から20余年、神戸の経験を東日本大震災の教訓と重ね合わせ、差異を読み解こうとする様々な試みが開始しています。神戸大学においても、有志の学際的連携組織である「震災復興支援プラットフォーム」を拠点に、 震災復興という一つの現象に多方面から接近し、習合する試みを続けて来ました。このほど成果として、学生・一般向けの図書『震災復興学-阪神・淡路20年の歩みと東日本の教訓』を世に問いました。
この出版を受けて、本シンポジウムの第一部では、同書の執筆者がつどい、学際的見地から復興支援・学術調査の知見を報告します。第二部では、同書の問いかけに呼応するかたちで、被災地域の内側にあってつねに被災者の目線から震災復興の諸側面を追う神戸・東北の地元新聞記者を招聘し、2つの震災が残した復興の課題、災害対応力を備えた社会構築のあり方を探る機会とします。市民の皆さまのご参加を歓迎します。
プログラム
開会あいさつ 神戸大学都市安全研究センター長 北後明彦
第1部 学際的研究からの復興支援・学術調査
阪神・淡路大震災とその後の災害医療
神戸大学医学部付属病院・都市安全研究センター教授 西山隆
大災害から地域歴史文化を守り伝えるために
神戸大学大学院人文学研究科教授・地域連携推進室長 奥村弘
災害復興基本法への提言―2つの大震災の教訓から
神戸大学大学院国際協力研究科教授・防災リスクマネジメント・ユニット長 金子由芳
第2部 地方新聞の報道から見た災害対応力を備えた社会のあり方
犠牲者の遺言・二度と津波で人が死なないように
岩手日報社北上支局長 礒崎真澄
「犠牲繰り返さぬ誓い」をともに
河北新報社論説委員会副委員長 武田真一
伝え続ける 被災地から
神戸新聞社報道部次長 長沼隆之
討 論 司会 神戸大学大学院人文学研究科教授・地域連携推進室長 奥村弘
閉会あいさつ 立命館大学政策科学部教授 塩崎賢明
2016年1月19日火曜日
神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(1月23日(土)、及び、2月以降)
皆様 from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第205回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年1月23日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 地震時のライフライン被害とその軽減策
鍬田 泰子 神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻准教授
阪神・淡路大震災以降、地震時の都市機能を支えるライフラインの機能に対し て市民の関心は高くなっています。阪神・淡路大震災以降のライフライ ンの地 震対策の取り組み事例を紹介するとともに、東日本大震災におけるライフライン 機能とその被害軽減を行うにあたっての研究室での取り組み事例 をご紹介します。
② 地下水揚水により汚染水を浄化できる範囲と期間の数値解析的検討
井上一哉 神戸大学大学院農学研究科・准教授
地下水汚染は目に見えない汚染であり,汚染が発覚した時にはすでに広範囲の 地域にま で汚染が拡がっているケースが多くある。地下水の汚染 は,将来的 に,河川・海洋汚染につながるため,地下水や河川の水質を管理する上で,地下 水汚染の予防や修復は重要な事項である。特に都市部の 汚染は,汚染水に暴露 する可能性のある人口が多くなるため,リスクマネジメント,リスク低減の観点 からも地下水汚染に対する備え・予測は不可欠である。し かしながら,物理 的・経済的制約により,地質や水質に関するデータは質的にも量的にも極めて限 られており,不確実性の高い状態で 汚染の現状や将来的な動向を予測しならけ ればならない。そのような問題は,数値解析手法が最も力を発揮できる場面と言 える.
本報告では,地下水揚水により汚染水(物質)を浄化できる範囲と浄化に要す る期間を 確率的に推定する数値解析手法,ならびに,空間リスク マップについ て,検討を試みる。
2月以降のオープンゼミナールのご案内
<第206回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年2月27日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① ライフラインとしてのランドスケープ-グリーンインフラの展開
福岡孝則 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻准教授
気候変動の影響によって引き起こされる大規模な自然災害に対して、建築・ラン ドスケープ・都市デザイン分野からどのような取り組みが可能なのか?米国 ニューヨーク・ハリケーン・サンディ後の復興デザインやデンマーク・コペン ハーゲ ンの大規模水害後の都市戦略など海外の動向も含めながらグリーンイン フラの展開とその可能性についてお話しします。
② 防災・減災に寄与する生態系インフラストラクチャーのすすめ
鷲谷いづみ 中央大学 理工学部人間総合理工学科保全生態学研究室教授
欧米ではグリーンインフラストラクチャーとして普及しつつある「生態系インフ ラストラクチャー」の意義と、日本ではさとやまの伝統的な土地利用に 学ぶこ とでそれを実現できることなどを解説する。
<第207回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年3月26日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
①お産と子育てにつよい復興まちづくり ~とどけ!妊婦・子育てママの想い~
荒木裕美 NPO法人ベビースマイル石巻代表理事
震災時、妊婦・子育て家庭は地域ネットワークからの孤立を体感。「命の大切 さ」を伝え、安心して子どもを産み増やし、守り育てるネットワークづくりを当 事 者目線でリードする実践例の提示。
② 災害時における妊産婦支援ネットワーク構築の取組み
田間泰子 大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授
復興および防災・減災における妊産婦の位置づけについて、その原理的な困難性 を指摘したうえで、支援ネットワーク構築の具体的取組みについて、事例を紹介 する。
③ 防災体制にみる妊産婦支援の再検討
山地久美子 大阪府立大学客員研究員
阪神・淡路大震災、東日本大震災の経験を経て、災害対策基本法、防災基本計 画、避難行動要支援者、男女共同参画基本計画等防災制度面において妊産婦支援 は どのように変わり、また課題かあるか検討します。
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年4月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年5月14日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。
<第205回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年1月23日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① 地震時のライフライン被害とその軽減策
鍬田 泰子 神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻准教授
阪神・淡路大震災以降、地震時の都市機能を支えるライフラインの機能に対し て市民の関心は高くなっています。阪神・淡路大震災以降のライフライ ンの地 震対策の取り組み事例を紹介するとともに、東日本大震災におけるライフライン 機能とその被害軽減を行うにあたっての研究室での取り組み事例 をご紹介します。
② 地下水揚水により汚染水を浄化できる範囲と期間の数値解析的検討
井上一哉 神戸大学大学院農学研究科・准教授
地下水汚染は目に見えない汚染であり,汚染が発覚した時にはすでに広範囲の 地域にま で汚染が拡がっているケースが多くある。地下水の汚染 は,将来的 に,河川・海洋汚染につながるため,地下水や河川の水質を管理する上で,地下 水汚染の予防や修復は重要な事項である。特に都市部の 汚染は,汚染水に暴露 する可能性のある人口が多くなるため,リスクマネジメント,リスク低減の観点 からも地下水汚染に対する備え・予測は不可欠である。し かしながら,物理 的・経済的制約により,地質や水質に関するデータは質的にも量的にも極めて限 られており,不確実性の高い状態で 汚染の現状や将来的な動向を予測しならけ ればならない。そのような問題は,数値解析手法が最も力を発揮できる場面と言 える.
本報告では,地下水揚水により汚染水(物質)を浄化できる範囲と浄化に要す る期間を 確率的に推定する数値解析手法,ならびに,空間リスク マップについ て,検討を試みる。
2月以降のオープンゼミナールのご案内
<第206回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年2月27日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
① ライフラインとしてのランドスケープ-グリーンインフラの展開
福岡孝則 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻准教授
気候変動の影響によって引き起こされる大規模な自然災害に対して、建築・ラン ドスケープ・都市デザイン分野からどのような取り組みが可能なのか?米国 ニューヨーク・ハリケーン・サンディ後の復興デザインやデンマーク・コペン ハーゲ ンの大規模水害後の都市戦略など海外の動向も含めながらグリーンイン フラの展開とその可能性についてお話しします。
② 防災・減災に寄与する生態系インフラストラクチャーのすすめ
鷲谷いづみ 中央大学 理工学部人間総合理工学科保全生態学研究室教授
欧米ではグリーンインフラストラクチャーとして普及しつつある「生態系インフ ラストラクチャー」の意義と、日本ではさとやまの伝統的な土地利用に 学ぶこ とでそれを実現できることなどを解説する。
<第207回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年3月26日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム
①お産と子育てにつよい復興まちづくり ~とどけ!妊婦・子育てママの想い~
荒木裕美 NPO法人ベビースマイル石巻代表理事
震災時、妊婦・子育て家庭は地域ネットワークからの孤立を体感。「命の大切 さ」を伝え、安心して子どもを産み増やし、守り育てるネットワークづくりを当 事 者目線でリードする実践例の提示。
② 災害時における妊産婦支援ネットワーク構築の取組み
田間泰子 大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授
復興および防災・減災における妊産婦の位置づけについて、その原理的な困難性 を指摘したうえで、支援ネットワーク構築の具体的取組みについて、事例を紹介 する。
③ 防災体制にみる妊産婦支援の再検討
山地久美子 大阪府立大学客員研究員
阪神・淡路大震災、東日本大震災の経験を経て、災害対策基本法、防災基本計 画、避難行動要支援者、男女共同参画基本計画等防災制度面において妊産婦支援 は どのように変わり、また課題かあるか検討します。
オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact
今後の予定のご案内
※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年4月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年5月14日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター