2015年12月16日水曜日

神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(12月19日(土)、及び、1月以降)

皆様 from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦

神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。


 (先日のオープンゼミナールで水筒の忘れ物がありました。)


<第204回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年12月19日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
  神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム

① 「スロー地震」から探る巨大地震の姿
  廣瀬 仁 神戸大学都市安全研究センター准教授

近年の地震・測地観測網の整備によって、それまで知られていなかった種々の 「スロー
地震」が、西日本を中心に見出されてきています。それら の多くは南海トラフ 沿いの巨
大地震震源域と隣接する場所で発生しており、巨大地震発生とも深くかかわって いると考
えられます。そのため、「ス ロー地震」について研究することで、巨大地震 像・発生メ
カニズムについても理解が深まることが期待されます。本講演では、地震とはど のような
自然現象なのか、という基礎的な事項から、「スロー地震」と巨大地震との関係 性という
最新の研究内容についてお話ししたいと思います。

② 最近の地域やイベントにおける危険物関連事故の発生について
  鶴田 俊 秋田県立大学システム科学技術学部機械知能システム学科教授

日本経済の成長と共に充実した社会インフラは、老朽化の時期を迎えています。 日本の
人口構成も少子高齢化が進行し、効率的な生産活動による 経済活性化は、困難 になって
います。これからは、地域の特徴を生かし、文化的にも経済的にも新興国を引き 付けるこ
とが、日本にとって必要と なっています。観光資源としてテーマパーク、伝統 的な花火
大会等が注目されています。ところが、仮設の設備を用いたイベントで多くの死 傷者の
発生する事故が、日本国内を含め数多く報道されています。日本の社会が安全で ないと新
興国にとって魅力的な国とはなりません。日頃、当然のよ うに享受している社 会の安全
をどの様に計量し、目標設定し、対策を講ずるかについて考えてみたい。


1月以降のオープンゼミナールのご案内

<第205回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年1月23日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
  神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム

① 地震時のライフライン被害とその軽減策
 鍬田 泰子 神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻准教授

 阪神・淡路大震災以降、地震時の都市機能を支えるライフラインの機能に対し て市民の関心は高くなっています。阪神・淡路大震災以降のライフ ラインの地 震対策の取り組み事例を紹介するとともに、東日本大震災におけるライフライン 機能とその被害軽減を行うにあたっての研究室での取り 組み事例をご紹介します。

② 地下水揚水により汚染水を浄化できる範囲と期間の数値解析的検討
  井上一哉 神戸大学大学院農学研究科・准教授

 地下水汚染は目に見えない汚染であり,汚染が発覚した時にはすでに広範囲の 地域にま で汚染が拡がっているケースが多くある。地下水の汚染 は,将来的 に,河川・海洋汚染につながるため,地下水や河川の水質を管理する上で,地下 水汚染の予防や修復は重要な事項である。特に都市部の 汚染は,汚染水に暴露 する可能性のある人口が多くなるため,リスクマネジメント,リスク低減の観点 からも地下水汚染に対する備え・予測は不可 欠である。しかしながら,物理 的・経済的制約により,地質や水質に関するデータは質的にも量的にも極めて限 られており,不確実性の高い状態で 汚染の現状や将来的な動向を予測しならけ ればならない。そのような問題は,数値解析手法が最も力を発揮できる場面と言 える.
 本報告では,地下水揚水により汚染水(物質)を浄化できる範囲と浄化に要す る期間を 確率的に推定する数値解析手法,ならびに,空間リスク マップについ て,検討を試みる。


<第206回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年2月27日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
  神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局 ■後援:兵庫県
■プログラム

①  ライフラインとしてのランドスケープ-グリーンインフラの展開
 福岡孝則 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻准教授

気候変動の影響によって引き起こされる大規模な自然災害に対して、建築・ラン ドスケープ・都市デザイン分野からどのような取り組みが可能なのか?米国 ニューヨーク・ハリケーン・サンディ後の復興デザインやデンマーク・コペン ハーゲ ンの大規模水害後の都市戦略など海外の動向も含めながらグリーンイン フラの展開とその可能性についてお話しします。

② 防災・減災に寄与する生態系インフラストラクチャーのすすめ
  鷲谷いづみ 中央大学 理工学部人間総合理工学科保全生態学研究室教授

欧米ではグリーンインフラストラクチャーとして普及しつつある「生態系インフ ラストラクチャー」の意義と、日本ではさとやまの伝統的な土地利 用に学ぶこ とでそれを実現できることなどを解説する。


オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
Email: rcuss-amc@research.kobe-u.ac.jp
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact


今後の予定のご案内

※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
●2016年3月26日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年4月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年5月14日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年6月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年7月16日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年8月20日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター

2015年11月19日木曜日

神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(11月21日(土))

皆様  from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦

神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。

<第203回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年11月21日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム
① 行政による防災備蓄の落とし穴
    堀江進也 神戸大学経済学研究科 特命講師

 今後予想される南海トラフ大地震を含めた災害に備えて、地方自治体ごとに防 災備蓄が活発に進められている。 各自治体は、行政レベルにおける備蓄を推進 しつつ地域住民による備蓄を奨励し、自治体全体の備蓄体制を整えようとしてい る。しかし、災害時の備蓄物資の提 供のような支援政策においては、行政の活 発なリスクマネジメント行動が、市民による行政への過剰な期待を誘引し、結果 として市民のリスクマネ ジメント行動を阻害する傾向にあることが指摘されて いる。備蓄においてもこのような問題は見られるのであろうか。
 本報告では、筆者の所属する神戸大学・九州大学の研究プロジェクトが、2013 年に実施した市民アンケート調査の結果に依拠して、今後の地 域レベルでの効 果的な防災備蓄のあり方について検討を試みる。

② 行政計画としての災害復興―被災者アンケート結果からの検討
    金子由芳 神戸大学大学院国際協力研究科教授
           同 社会科学系教育研究府
              防災リスクマネジメント・ユニット長 

 阪神・淡路大震災から4年目に、神戸市は「復興5年調査」を実施し、その結果 を受けた復興計画の修正を行った。これは行政計画の評価・修正 手法を復興計 画に当てはめたものとみることができる。一方、東日本大震災の被災自治体の復 興担当部門に対する筆者の聴き取りでは、「復興」の 目標は、2011年12月に成 立した東日本大震災復興特別区域法に基づき各自治体が策定した「復興推進計 画」、「復興整備計画」を所与とし て、これに基づく個々の公共事業の貫徹と 考えられる傾向があり、計画評価・修正の気運は感じられない。公共事業の完成 が自己目的化し、「復 興」の基盤となるべき被災者の私権や地域経済を損なう 行政運営が懸念される。より高次の「復興基本計画」に遡って、被災者の生活再 建や地域社 会経済の再生を含めた高次の復興理念を評価基準として、不断の計 画評価・修正メカニズムが構築される必要性が考えられる。
 本報告では、筆者の所属する神戸大学の学際チームが東日本大震災5年へ向け た復興評価をめざし、2015年1月時点で実施したアンケート調 査結果に依拠しつ つ、「復興計画」の点検・修正のありかたについて検討を試みる。


12月のオープンゼミナールのご案内

<第204回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年12月19日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム
① 「スロー地震」から探る巨大地震の姿
   廣瀬 仁  神戸大学都市安全研究センター准教授
② 最近の地域やイベントにおける危険物関連事故の発生について
   鶴田 俊 秋田県立大学システム科学技術学部教授


オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact


今後の予定のご案内

※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。

●2016年01月23日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年02月27日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年03月26日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター

2015年10月15日木曜日

神戸大学RCUSSオープンゼミナール等のお知らせ(10月17日(土)他)

皆様  from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦

神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。ご参 加よろしくお願い申し上げます。

<第202回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年 10月17日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 有珠山周辺地域における災害遺構の保存と活用
   定池祐季 東京大学大学院情報学環
          総合防災情報研究センター特任助教

 有珠山周辺地域では、繰り返す噴火の中で数多くの火山遺構が生じてきた。 2000年噴火開始後、火山学者の提言を発端に、住民の中から遺構 保存を模索す る活動が始まった。その後、保存された遺構は観光と教育のコンテンツとして活 用されるようになり、世界ジオパークの主要なジオサ イトに位置づけられてい る。今回は、当該地域の遺構保存と活用に至る経緯、また、時間の経過に伴う課 題と新たな取り組み(特に防災教育)につ いて紹介する。

② オーラルヒストリーと時間―東日本大震災後の復興過程を中心にして
   梅屋 潔 神戸大学大学院国際文化学研究科准教授

 東日本大震災以降気仙沼市を中心に行っている一連の事業について紹介する。 そのなかで資料としてのオーラルヒストリーについての見直しと、 無形文 化財 の価値の査定についての困難さ、そしてさらに震災などの危機的状況により一時 的にその査定が棚上げ、ないし嵩上げされる現象、そしてそういっ た外部から の評価が無形文化財なるものをどのように方向づけるのか継続中の問いと進行中 の成果について報告する。 



都市安全研究センター行事「オープンセンター」のご案内

 当センターでは神戸大学の社会貢献活動の一環として、研究・調査活動を広く 市民の皆様や関係各位にご理解いただくため、オープンセンターを 年に 1 回実 施しております。本年も市民の皆様に当センターの活動に接して頂こうと、10 月 31 日(土)に神戸駅のデュオこうべにて、実演・体験コーナー、パネル展示 等を企画いたしました。この行事を通して、当センター所属教員の研究活動を紹 介する とともに、皆様と防災について意見交換がで
きれば幸いです。関係各位の皆様におきましては、大変ご多忙の中とは存じます が、ふるってご参集いただきますようお願い申し上げます。

開催日時:平成27年10月31日(土)11:00~17:00
会   場:神戸ハーバーランド デュオこうべ
参加無料・申込不要 です。
【実演・体験コーナー】
【ステージ・セッション】
11:00~11:10 オープニングセレモニー
11:10~11:30 児童生徒による防災啓発ポスターの表彰式
11:30~12:00 すまいの耐震化PR
         「地震に自信ありますか?」
         神戸市住宅都市局建築指導部 耐震推進課長 矢島 利久
13:30~14:00 ミニ講習会
         「あなたの勇気が命を救う~AEDと心肺蘇生法を体験しよう~」
          神戸市消防局のボランティアグループ
          「チームTEC安2」代表者 泰地 英雄
14:30~15:00 ミニ教室
         「場所毎に違う地震の揺れを評価するには」
          神戸大学都市安全研究センター 教授 長尾 毅
http://www.rcuss.kobe-u.ac.jp/opencenter/opencenter.html



11月のオープンゼミナールのご案内

<第203回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年11月21日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム
① 行政による防災備蓄の落とし穴
    堀江進也 神戸大学経済学研究科 特命講師

 今後予想される南海トラフ大地震を含めた災害に備えて、地方自治体ごとに防 災備蓄が活発に進められている。 各自治体は、行政レベルにおける備蓄を推進 しつつ地域住民による備蓄を奨励し、自治体全体の備蓄体制を整えようとしてい る。しかし、災害時の備蓄物資の提 供のような支援政策においては、行政の活 発なリスクマネジメント行動が、市民による行政への過剰な期待を誘引し、結果 として市民のリスクマネ ジメント行動を阻害する傾向にあることが指摘されて いる。備蓄においてもこのような問題は見られるのであろうか。
 本報告では、筆者の所属する神戸大学・九州大学の研究プロジェクトが、2013 年に実施した市民アンケート調査の結果に依拠して、今後の地 域レベルでの効 果的な防災備蓄のあり方について検討を試みる。

② 行政計画としての災害復興―被災者アンケート結果からの検討
    金子由芳 神戸大学大学院国際協力研究科教授
           同 社会科学系教育研究府
              防災リスクマネジメント・ユニット長 

 阪神・淡路大震災から4年目に、神戸市は「復興5年調査」を実施し、その結果 を受けた復興計画の修正を行った。これは行政計画の評価・修正 手法を復興計 画に当てはめたものとみることができる。一方、東日本大震災の被災自治体の復 興担当部門に対する筆者の聴き取りでは、「復興」の 目標は、2011年12月に成 立した東日本大震災復興特別区域法に基づき各自治体が策定した「復興推進計 画」、「復興整備計画」を所与とし て、これに基づく個々の公共事業の貫徹と 考えられる傾向があり、計画評価・修正の気運は感じられない。公共事業の完成 が自己目的化し、「復 興」の基盤となるべき被災者の私権や地域経済を損なう 行政運営が懸念される。より高次の「復興基本計画」に遡って、被災者の生活再 建や地域社 会経済の再生を含めた高次の復興理念を評価基準として、不断の計 画評価・修正メカニズムが構築される必要性が考えられる。
 本報告では、筆者の所属する神戸大学の学際チームが東日本大震災5年へ向け た復興評価をめざし、2015年1月時点で実施したアンケート調 査結果に依拠しつ つ、「復興計画」の点検・修正のありかたについて検討を試みる。



オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact


今後の予定のご案内

※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。


●2015年12月19日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年01月23日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年02月27日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年03月26日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター

2015年9月18日金曜日

神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(9月19日(土)神戸市危機管理センターで開催)

皆様  from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦

神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。ご参 加よろしくお願い申し上げます。


<第201回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年 9月19日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 自然災害における地域歴史遺産保全活動の役割
   -地域社会の再建の中で考える-
   奥村 弘 神戸大学大学院人文学研究科教授

 地震について次のような会話を聞くことがよくあります。「もう生きている間 は地震はけいへんで。そんな大きな地震やったらどうしょうもない で」。減災 や防災を進めるためには、このような見方を変えていくことが求められていま す。そのためには大災害とそこからの生活再建の過程をリ アルにとらえること が重要であると考えています。本講演では、この課題を地域の歴史文化の未来へ の継承、災害文化形成という観点から考えま す。


② 予防的アスベスト・リスクコミュニケーション活動:震災後を見据え
   松田 毅 神戸大学大学院人文学研究科教授

 大震災がもたらす中長期的リスクを軽減する取り組みの一例として、神戸大学 倫理創成プロジェクトが行っている、震災後のアスベスト暴露に対 する予防的 アスベスト・リスクコミュニケーション活動についてお話いたします。この問題 に対する人文学の知見と方法を活かしたアプローチの幾 つかをご紹介いたしま すので、みなさまの率直なご意見をいただければ、幸いです。



10月のご案内

<第202回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年 10月17日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 有珠山周辺地域における災害遺構の保存と活用
   定池祐季 東京大学大学院情報学環
          総合防災情報研究センター特任助教

 有珠山周辺地域では、繰り返す噴火の中で数多くの火山遺構が生じてきた。 2000年噴火開始後、火山学者の提言を発端に、住民の中から遺構 保存を模索す る活動が始まった。その後、保存された遺構は観光と教育のコンテンツとして活 用されるようになり、世界ジオパークの主要なジオサ イトに位置づけられてい る。今回は、当該地域の遺構保存と活用に至る経緯、また、時間の経過に伴う課 題と新たな取り組み(特に防災教育)につ いて紹介する。


② オーラルヒストリーと時間―東日本大震災後の復興過程を中心にして
   梅屋 潔 神戸大学大学院国際文化学研究科准教授

 東日本大震災以降気仙沼市を中心に行っている一連の事業について紹介する。 そのなかで資料としてのオーラルヒストリーについての見直しと、 無形文 化財 の価値の査定についての困難さ、そしてさらに震災などの危機的状況により一時 的にその査定が棚上げ、ないし嵩上げされる現象、そしてそういっ た外部から の評価が無形文化財なるものをどのように方向づけるのか継続中の問いと進行中 の成果について報告する。 



オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact


今後の予定のご案内

※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。

●2015年11月21日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2015年12月19日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年01月23日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年02月27日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年03月26日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター

2015年7月24日金曜日

第200回記念 神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(8月22日(土)特別企画 神戸大で開催)

皆様  from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦

神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。ご参 加よろしくお願い申し上げます。

8月22日(土)は、特別企画(200回記念)で、会場はいつもとは違い、神戸大学 学内で行います。
また、資料配布・懇親会等の人数把握のため、今回は事前の登録をしていただけ ると幸いです。
(当日、会場に余裕があれば当日受け付けも可能です。)


<第200回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>

 オープンゼミナール 参加申込フォーム≫
 http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/200seminar.html

 今回のオープンゼミナールは、自然災害研究協議会防災関連研究集会、及び、 ひょうご防災リーダーOB公開講座の位置づけも含めて開催しま す。
■日時:2015年 8月22日(土)14時~17時
■場所:神戸大学百年記念館六甲ホール(特別企画)
     下記地図の57番(中央南側)の建物
     http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター長・教授 北後明彦
■共催: 自然災害研究協議会、兵庫県広域防災センター
■参加費: 無料 ※特別企画のため要申し込み
   参加者交流会は、別途、「参加者交流会 参加申込フォーム」でお申込み ください。
■プログラム
① 大震災の検証・・教訓をどう生かすか?
   室崎益輝 神戸大学名誉教授
          兵庫県立大学防災教育研究センター長
② 来たるべき南海トラフ巨大地震等にどう備えるのか
   福和伸夫 名古屋大学減災連携研究センター長・教授
③ 地域を知り、防災を考える−最近の豪雨災害事例から学ぶこと−
   牛山素行 静岡大学防災総合センター副センター長・教授


<第200回記念 参加者交流会>

 参加者交流会 参加申込フォーム≫
 http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/200event.html

 オープンゼミナール終了後、下記の通り開催します。
■日時:2015年 8月22日(土)17時30分~19時30分
■場所:神戸大学瀧川記念学術交流会館
     下記地図の54番の建物(百年記念館の約200m西側)
     http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html
■会費:4000円(学生2000円) ※要申し込み
■内容:参加者相互の交流を深め、実践と研究活動のあり方について議論できれ ばと思います。



オープンゼミナールについての問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
TEL: 078-803-6437(事務室 山崎)
FAX: 078-803-6394
TEL:078-803-6440(熊崎、北後)
http://www.kobe-u.rcuss-usm.jp/contact


今後の予定のご案内

※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。

●2015年09月19日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2015年10月17日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2015年11月21日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2015年12月19日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年01月23日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年02月27日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
●2016年03月26日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター

2015年7月16日木曜日

神戸大学RCUSSオープンゼミナールのお知らせ(7月18日(土)←会場変更して神戸大で開催)

皆様  from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦

神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールのご案内をいたします。ご参 加よろしくお願い申し上げます。

7月18日(土)については、台風接近にともない、定例の会場が災害対策本部関 係の対応で使用できなくなることも考えられます。そのため、会 場を神戸大学 内に変更しました。台風の状況如何にかかわらず、会場は変更後の神戸大学アカ デミア館となります。会場をお間違えのないよう、よ ろしくお願い申し上げます。


  7月18日(土)の会場変更しました。


<第199回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年 7月18日(土)14時~17時
■場所:(変更後)神戸大学社会科学系アカデミア館4階404室
     JR六甲道、阪急六甲から市バス36系統神大正門前下車すぐ
下記の地図の13番の建物です。
http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai1.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター長・教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 台風ヨランダにおけるフィリピン・レイテ島での避難対応
   ピニェイロ・アベウ 神戸大学都市安全研究センター特別研究員
 2013年11月、台風ヨランダがフィリピン中部に上陸し、レイテ島を中心に沿岸 部の住宅地が壊滅的な高潮被害を受け、多くの犠牲者を出し た。一方、最大被 災地タクロバン周辺に位置するドゥラグ町等では、町長による避難指示に伴い、 海岸付近にて人的被害が生じなかった事例も見ら れる。現状では該当地域の避 難行動について具体的な検証は行われていない状況にあり、本発表では、ドゥラ グ町・タクロバン町・バセイ町におけ る現地調査に基づき、行政及び住民自治 組織による地域住民の避難誘導状況、事前の避難体制の効果とその有効性などに ついて報告し、高潮災害に 備えた避難計画を検討する上での今後の課題を整理 する。

② ソロモン諸島首都の大水害の影響とその緩和方法:食生活への影響を中心に
   中澤 港 神戸大学大学院保健学研究科教授

③ 開発協力と防災・減災、復興
   高田 裕彦 独立行政法人国際協力機構 (JICA)関西国際センター次長
          神戸大学都市安全研究センター客員教授
 防災・減災、大規模災害からの復旧・復興については、国際社会がともに取り 組むべき課題です。特に、開発途上国においては、災害に対する脆 弱性が高 く、政府による公助の能力の制約が大きいため、防災・減災及び復旧・復興は、 開発協力の主要な課題のひとつにもなっています。わが国 が行う、防災・減 災、大規模災害からの復興支援の協力のいくつかの事例についてご紹介するとと もに、開発の在り方そのものが防災能力の高さに かかわっているのではないか という点について、お話しさせていただければと思います。



オープンゼミナールの今後の予定


<第200回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年 8月22日(土)14時~17時
■場所:神戸大学百年記念館六甲ホール(特別企画)
■司会:神戸大学都市安全研究センター長・教授 北後明彦
■プログラム
① 大震災の検証・・教訓をどう生かすか?
   室崎益輝 神戸大学名誉教授
② 来たるべき南海トラフ巨大地震等にどう備えるのか
   福和伸夫 名古屋大学減災連携研究センター長・教授
③ 地域を知り、防災を考える−最近の豪雨災害事例から学ぶこと−
   牛山素行 静岡大学防災総合センター教授


※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。

●2015年 9月19日(土)14時~17時 危機管理センター
●2015年10月17日(土)14時~17時 危機管理センター
●2015年11月21日(土)14時~17時 危機管理センター
●2015年12月19日(土)14時~17時 危機管理センター
●2016年 1月23日(土)14時~17時 危機管理センター
●2016年 2月27日(土)14時~17時 危機管理センター
●2016年 3月26日(土)14時~17時 危機管理センター
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/

2015年6月19日金曜日

神戸大学RCUSSオープンゼミナール等のお知らせ(6月20日(土)他)

皆様  from 神戸大学 都市安全研究センター 北後明彦

神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナール等のご案内をいたします。
ご参加よろしくお願い申し上げます。


<第198回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年 6月20日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
     神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 地震の揺れの性質と建物被害の関係
    -1995年の阪神・淡路大震災と東日本大震災の大きな違い-
   境 有紀 筑波大学システム情報系教授
 1995年の阪神・淡路大震災から20年が経ち,その間,多くの大地震が発生しま
したが,阪神・淡路大震災ほどの揺れによる大きな被害は生じていません.例え
ば,2011年の東日本大震災では,津波によって甚大な被害が生じましたが,揺れ
による被害は限定的でした.この20年で建物の耐震性が向上したことが原因な
のでしょうか? そうではないということ,その真相について,お話しさせていた
だければと思います.

② 鉄筋コンクリート構造の耐震補強に関する最近の取組
   藤永 隆 神戸大学都市安全研究センター准教授
 2013年11月に「建築物の耐震改修の促進に関する法律」が改正され,耐震診断
の義務や改修のより一層の努力義務が課せられており,今後 は民間の建物でも
既存不適格建物の耐震診断,耐震補強が進められることになります.今回は,既
存の建物に耐震補強が必要な理由から,従来行わ れてきた耐震補強法の方法や
効果,その改善方法について説明し,最後に耐震補強方法に関する最近の取組に
ついてお話しする予定です.


オープンゼミナールの今後の予定

<第199回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
台風接近にともない、会場変更しました。
■日時:2015年 7月18日(土)14時~17時
■場所:(変更後)神戸大学社会科学系アカデミア館4階404室
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 開発協力と防災・減災、復興
   高田 裕彦 独立行政法人国際協力機構 (JICA)関西国際センター次長
          神戸大学都市安全研究センター客員教授
 防災・減災、大規模災害からの復旧・復興については、国際社会がともに取り 組むべき課題です。特に、開発途上国においては、災害に対する脆 弱性が高 く、政府による公助の能力の制約が大きいため、防災・減災及び復旧・復興は、 開発協力の主要な課題のひとつにもなっています。わが国 が行う、防災・減 災、大規模災害からの復興支援の協力のいくつかの事例についてご紹介するとと もに、開発の在り方そのものが防災能力の高さに かかわっているのではないか という点について、お話しさせていただければと思います。

② 台風ヨランダにおけるフィリピン・レイテ島での避難対応
   ピニェイロ・アベウ 神戸大学都市安全研究センター特別研究員
 2013年11月、台風ヨランダがフィリピン中部に上陸し、レイテ島を中心に沿岸 部の住宅地が壊滅的な高潮被害を受け、多くの犠牲者を出し た。一方、最大被 災地タクロバン周辺に位置するドゥラグ町等では、町長による避難指示に伴い、 海岸付近にて人的被害が生じなかった事例も見ら れる。現状では該当地域の避 難行動について具体的な検証は行われていない状況にあり、本発表では、ドゥラ グ町・タクロバン町・バセイ町におけ る現地調査に基づき、行政及び住民自治 組織による地域住民の避難誘導状況、事前の避難体制の効果とその有効性などに ついて報告し、高潮災害に 備えた避難計画を検討する上での今後の課題を整理 する。

③ ソロモン諸島首都の大水害の影響とその緩和方法:食生活への影響を中心に
   中澤 港 神戸大学大学院保健学研究科教授


<第200回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2015年 8月22日(土)14時~17時
■場所:神戸大学百年記念館六甲ホール(特別企画)
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■プログラム

① 大震災の検証・・教訓をどう生かすか?
   室崎益輝 神戸大学名誉教授
② 


※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。

●2015年 9月19日(土)14時~17時 危機管理センター
●2015年10月17日(土)14時~17時 危機管理センター
●2015年11月21日(土)14時~17時 危機管理センター
●2015年12月19日(土)14時~17時 危機管理センター
●2016年 1月23日(土)14時~17時 危機管理センター
●2016年 2月27日(土)14時~17時 危機管理センター
●2016年 3月26日(土)14時~17時 危機管理センター
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/